出版野郎! 大阪チーム

このブログは、宣伝会議「編集・ライター養成講座」の受講生である私が、作家のエージェント業務を手がけておられます鬼塚氏(アップルシードエージェンシー代表)の指導のもと、本を出版するまでの流れを他の受講生の皆さんに公開するものです。

2007/01/07

あけましておめでとうございます

 あけましておめでとうございます。

 正月、禁煙をやってみました。3日目あたりからタバコをすっている夢ばかり見るようになりました。いや、たしかにきついのだけれど、時間をかければかんたんにできるという確信を得ました。だから2、3本はすっています。これ禁煙なのか。

 やってみるとボーっとしてなかなか特殊な気分が味わえることがわかりました。意外と楽しいものです。

2006/12/23

住吉大社で撮影。狛犬。
最近はいつでもパワーショットG3持ってます。
ミニ三脚もあるから夜でもカメラ散歩が可能。
楽しすぎる。

しかし、これはどうみても犬じゃない。
昔の人はいったい何を考えていたんだ?

2006/12/20

硫黄島

 硫黄島がブームみたいです。

 火をつけたのは「散るぞ悲しき」でしょうか。もちろん「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の企画はそれより前に進んでいただろうから、偶然の要素もあるのでしょう。

 私も「散るぞ悲しき」にノックアウトされたくちです。

 こないだ実家に帰ったらこの本があったので「おれの部屋からワープした?」と一瞬パニックになりました。なんと、父も読んでいた!

 きのうは最近出た「十七歳の硫黄島」を読みました。酸鼻を極める戦場描写に、あらてめて絶句。

 日本軍は絶対に負けることが自明ながら悪夢のような耐久戦をやったわけだれど、米軍も地獄を味わっています。戦争は悲惨、という言葉で片付けるにはあまりにも重い。

 映画は観たいけれどまだ観ていません。なんとなく、快適な映画館で観てはいけないような気もするのです。

 フルメタルジャケットや地獄の黙示録を笑いながら観ても別にいいんです。でも硫黄島は違う。「泣ける映画」などと扱ってはいけないような気が。

2006/12/19

書評

 「日本とフランス二つの民主主義」(光文社新書)は非常に良くできた本だった。著者の薬師院仁志氏は社会学者。データの引用が多くて一見読むのが面倒くさそうな本なのだが、適度に硬軟折り混ぜてありすらすら読める。

 主題はとてもシンプルだ。要は、我々が普段、目にしている民主主義には「みんな自由だけど不平等」と「みんな平等だけど不自由」の2種類がある、という話。前者の代表は米国の現・共和党政権で、後者の代表にはフランスの現政権がある。

 さて日本はどちらか。というと米国に近い。で、フランスの不自由平等式民主主義を紹介して「もうひとつの選択肢」について知っておいてはいかが? というのが本書の趣旨だ。

 能力のある人や企業が自由に商売してどんどん儲けられる社会は必然的に不平等になるので、商売の自由はキッチリ制約して、大きな政府ができるだけ平等に利益分配しましょう。これがフランス式。ただし、世界的な経済競争の御時勢では、国ごと負け組みになってしまう危険性が高い。

 一方、アメリカ式は国際的にバンバン儲ける化け物企業が出現しやすい。ドン底からの成りあがりも可能だ。ただ、それには安定した経済成長が不可欠だし、貧乏人は麦を頬張る羽目になる。

 欧州ではフランス式の平等主義を主張するのは「左翼政党」でアメリカ式の自由主義は「右翼政党」の主張らしい。日本の左翼はなんともフォローしにくい惨状をさらしているが、向こうでは早くにマルクス主義と決別した「まともな左翼」が健在している。また、右翼政党も反ナチズムが起源なのでレイシズムとは無縁だ。

 よくニュースで「緑の党がナンタラカンタラ」というのを聞いて、ヨーロッパよ、大丈夫か? と思っていたのだが、ようやく謎がとけた。日本の社民党のイメージで捕らえているのは大きな勘違いだった。

 本書で紹介している話で、面白いのが徴兵制をめぐる右派・左派の議論だ。フランスは近年、徴兵制から志願制に鞍替えしたが、徴兵廃止の是非をめぐって争った当時、右派は徴兵制廃止を主張し、左派は徴兵制維持を主張した。

 これは欧州の左派・右派を理解するには一番いいエピソードだろう。つまり、左派は国民が平等に防衛義務を負うことが重要だと考えた。右派の言い分「もうハイテク兵器全盛の御時勢だから、素人さん徴兵しても役に立たないんだよね」は分かるけど、でもさ、そうなるとボンボン息子とかは絶対に志願兵にならないし、不平等だよ。こういう考え方だ。ちなみに徴兵制のオリジナルはフランスの革命政府だから、そういうのも影響してるかもしれない。

 アメリカ軍は志願性にして黒人だらけになった。これが自由主義。でも武勲を立てたスラム出身の黒人青年は、のちに政府の高級高官になるかもしれない。がんばれば報われる。それが自由主義。付け加えておくと、少々無茶な戦争をしてでも自国の商売を守るのもグローバルな自由主義と言える。

 フランスでは日曜日に商店を営業することは禁じられているらしい。これが平等主義。「おれは寝なくても働けるから毎日深夜まで営業して、お客さんに最高のサービスをしたい」と言っても駄目。一種のワークシェアリングだろう。不自由だ。

 著者は日本にこういう健全な左派がいないから選挙しても意味がないとまで言う。

 ご存知のとおり、日本の左派政党は末期症状をさらしている。治療には大手術が必要だが、患者はもたない。ごまかしごまかしやっていくしかないのだろう。

 そうなると民主党に期待がかかるが、こちらもどうしようもなく頼りない。何を考えているかも良く分からない自民党の二軍になっている。

 なぜ、欧州では平等主義が強いのかというと、フランス革命時の思考回路がまだ残っているからだろう。ギロチンファンのロベスピエールが「人権」を誓ったという「理性の神」が生きている。かたや日本は、突貫工事で作られた憲法があるだけだ。朝日新聞によると、最近、9条を書き写す「写九」がひそかなブームだという。もう憲法を宗教にするしかないのかもしれない。

 ピューリタンの伝統に根ざしたアメリカの民主主義は異形だが、日本も負けずに変だろう。じゃあオルタナティブな道はどこにあるのか。

 そんなことを考える上で参考になる本でした。

2006/12/18

デジカメ放浪

諸方面からお叱りを受けたのでブログを更新。
一カ月も更新してなかったんですねぇ。
今回「画像をアップする」という技を覚えたので、
これからなんだかんだとあげていきます。

デジカメも買ったし。4機目です。

1号機・ニコン「クールピクス2200」
・・・完全バカチョン仕様。単3電池2本で動く
2号機・ニコン「クールピクス995」
・・・スイバル機構のハイエンド機(当時)。中古のワイコン付きを2万円で購入。
開放F値2・6とまぁまぁ。しかし動きがもっさりしていて日常使用に適さない。
3号機・カシオ「QV2300」
・・・またスイバル。中古で3000円。マクロに強い。単3電池4本はきつい。
4号機・キヤノン「パワーショットG3」
・・・03年の最高モデル? ちょうどデジタル一眼ブーム寸前の端境期に出たモデルなのでレンズ一体型といえどデジイチに劣らない画質。開放F値2・0! マニュアル撮影メニューも多い。デカくて重いけどキヤノン画質はさすがだなぁ。

と、こんな感じです。
今だと明るいレンズで撮影したいなら
「一眼と本体の何倍も高価なレンズ買ってください」てことになるんでしょうね。
中古バンザイ! という次第。

なぜ開放F値にこだわるかというと、
ストロボなしで撮影できるからです。
いま薄暗い部屋の中で調べてみると、
F値2・6のクールピクス995だとシャッター速度4分の1秒→手ぶれ
パワーショットだと25分の1で手ぶれ回避ってわけです。

しかし、4台買ったのにいまだに最新モデルが1号機なのはなぜだ。

いちおう、DSとかWiiを買うことも数秒考えました。
でも却下。
いまCMしてるけど
大人の常識力トレーニング、を電車の中でやるのってなんか矛盾してるような。

自画像

心機一転。自画像を更新してみました。
海洋堂のフィギュア。ドン・キホーテ像(私物)です。

2006/11/09

いのちだいじに

 いじめ問題が再燃しています。90年代バリバリに騒ぎまくった現象がそのままこの時代に出てくるとは、なんだか、なんも変わってないんだな、てな感じで、相変わらずやっとるなー、としかいえません。日本だけじゃなくてどこの国でもあるらしいですね。ガキ社会は大人より複雑かも。

 ついには文部科学大臣あてに「死にます」と旨の手紙が届いたとか。報道で聞いたときは「バーカ、死ねよ」と思った(われながらひどい)のですが、最近のいじめはえげつないらしいから、この子供(愉快犯の大人?)の行動力はなかなかのもんじゃないかと思い直しました。学校の中は治外法権みたいなもんだから、こういう無茶もたまにはいるような気がします。このズルさには見習うべきところがあります。

 息吹さんは「いのちはだいじです」とドラクエの作戦みたいなことを言っていました。まぁ確かにそうなんだけど、これじゃあマジ感が伝わらないですよね。仮にも政治家ならば「11日に学校で自殺者が出たら、腹を切ります」といったらよかったのに。かわいそうだけど差出人のやってることは脅迫ですからね。こちらからも脅す、と。同害報復、恐怖の均衡です。あるいは「パンツを下ろされてもいいじゃないか」と会見場で大臣が全裸になるとか、まぁいいや。

 いろいろ読んでると小中高合わせて、年間200人ぐらいは自殺してるんですね。いじめによる自殺は7年連続でない「ことになっている」のだけれど。これには驚きました。いや、「がんとうの感」みたいな心境で死んでる子供もいないとはいえないでしょうが、異常だと思いますよね、やっぱなんかあるんじゃないかと。こわいなぁ。

 おそらく、たいていの子供は死ぬのは個人の自由だって思ってるんじゃあないでしょうか。ただ、親兄弟とかに申し訳ないと思うぐらいで。こういうの言い出すとアレですけど、倫理とか命の大事さとか吹き込んでごちゃごちゃと悩みをこじれさす前に、成人するまでは親の所有物だから勝手に死ぬことは許さん、と、こういうのがいちばんすっきりするのではないでしょうか。通常の家庭の場合は。

 修身教育の復活を考えてみるのもいいかもしれませんね。とにかく現代人は子供も大人も考えすぎだと思います。かつて私の上司は「なにも考えるな、考えるな、考えるな」と繰り返し部下に言っていました。その人は魔法のような営業成績。きっと内に向かう考えをやめろといっていたのだと思います。

 その点、脅迫であれなんであれ、とにかく事態を少しでも動かす行動はいいんじゃないでしょうか。それで大人が駆けずり回る羽目になっても、もともと役所なんてたいした仕事してないわけだし。

2006/11/02

教科書の大人買い

 履修漏れ問題がクローズアップされていますが、よく考えれば学校で習ったはずなのに知らないことっていっぱいあるものです。
 たとえば政治経済。これ、経済紙の記者として致命的なんですがぼくはまったく知らないのですね。
 授業を聞いた覚えもない。参議院と衆議院の違いとか為替の仕組みとか聞かれたら脂汗を流すしかありません。仕事してても、自治体予算のシステム、法改正の段取りとわかんないことだらけでつまづきまくりです。
 もはやそういう言葉に関するアレルギーの気配すらあります。昔の岩波新書なんか読むと3秒ぐらいで眠気がくるような状態です。
 というわけで、ジュンク堂の受験参考書コーナーへ。あった、政治経済……ぱらぱらめくって「これは理解できない」と結論。これを読んでる高校生のほうがおれより数段アタマいいのだなぁ、としみじみ思う。
 仕方ないので中学の公民教科書を買いました。さすがわかりやすい。役に立ちそうです。